世界などどうでもいいおのれの意志で

ゆるい 平成の前に生まれた古い腐のブログです

自立対等コミュニケーションセックスなポルノが嫌いな私ですが

・「お母さん食堂」はジェンダーバイアスを強化している
 →そうかも この先は考えていい

・アツギのタイツ絵はタイツフェチ向けのエロ絵
 →全部じゃないけどそういう絵もあった 客層考えてオーダーしたほうがいい

・宇崎ちゃんの巨乳強調絵を献血ポスターにするのはどうなの
 →コミケ会場なら全然いいけど普通の街角だと嫌な人もいるかもね

みたいな感じで、近頃よく言われるフェミの人たち?からの批判には、そんなに反発を感じないのでした
法で規制を求めるとか言い出したら即反対しますが、巷の意見として声をあげ、同調する人が増える分にはいいと思う それをどう受け止めるかは企業なり団体なり次第で
たとえば少年ジャンプなんかは、昔から何度も似たような批判起きてるけど、謝罪や撤回はしないじゃないですか
時代にあわせて少しずつ表現を変えたり、新たな表現を探したりしてると思うけど、掲載された内容について、直接差し替えたりはしていない
ずいぶん前だけどどこかの美術館で、会田誠の少女エロ、というか性虐待と批判された絵が展示されたときは、18禁であること、事前の注意書きがあることを理由に、美術館は撤回要求に応じなかったんじゃなかったっけ? 違ってたらごめん
批判された側もその表現に至るまでに検討して判断しているのなら、それを貫く選択もあるし、言われてみれば考えが足りなかった、と思うなら、撤回なり差し替えなりしたらいいと思う
すごい普通のことしか言ってないな
そう、批判じたいは賛否あるにせよ悪いわけじゃないし、対処する側にも自由があるのに、なんでネット上のフェミニスト発言はそれ自体が害悪と言われるんだろ
批判に賛同しないなら、自分は同意しない、これは問題ないと思う、なぜなら~みたいな話になるのが自然だと思うんだけど、一挙に「こいつらは頭がおかしい」「言葉狩り」「だったらこれも批判しろ」みたいな、個別の意見じゃなく存在そのものに喰ってかかるような論調になる なぜか
あれですか、フェミと呼ばれる人たちの物言いが、ときに傷ついたヒロインのごとく「涙が出た…ひどいよ、こんなのってない…○○な○○はどこへ行ったの?」みたいに酔いがちなのが嫌なんでしょうか
わかる あれは嫌だ フェミ案件じゃないけど腐女子学級会でよく出るウエットな物言いは私もうざい つい勘に障って「やかましい!」と言いたくなる
そこは、その気持ち悪い自己陶酔文言やめろと言った上で、内容を検討でいかがでしょうか いかがって誰に言ってるんだか
あとは話の切り分けかな~
「お母さん食堂」とか「奥さん、ご主人」みたいなジェンダーバイアスの話と、タイツ絵や宇崎ちゃんみたいなエロ表現のTPOみたいな話 根っこは一緒なんだけど、一緒くたにして語ると「めんどくせえな」に振れがちなので、方向性別に是々非々とか
ジェンダーバイアス
1そもそも無くす必要がないので現在の表現もすべて現状維持
2バイアスは減らすほうがいい、表現の賛否は個別判断
3あってはならないので指摘された表現はすべて消滅すべし
エロ表現は
1エロは自然の発露なので法に触れない限りすべて現状維持
2エロをエロじゃないと称して子どもに見せるのはおかしい、何がエロかは個別判断
3エロ=性的消費は人権の侵害なので厳重に隔離もしくは消滅すべし
て、書くとじつはだいたいの人はどっちも2じゃね? 本気で1の人と3の人がやりあってる現状と思えなんですがそうなのかな……2でありながら、1のほうを向いてる人と3のほうを向いてる人がいて、どこが落としどころかすりあわせるのが建設的な議論てやつじゃないかと思うんだけど

なんて書くと微妙にフェミの人の味方っぽいけど私はフェミの人の殆どに嫌われるタイプのエロやBLが大好きなので味方になれない
ただ、なんていうか、悪いこと言ってるわけじゃない(はず)にもかかわらず、狂気の集団のようにレッテル貼りされる最近の傾向はちょっとな~と、気持ちの整理メモとして書くのでした